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ダブル改定で民間病院経営冬の時代へ?

2011/12/20 08:08

 

 昨年の診療報酬改定で、病院は経営が良くなったところもありますが、どうも時代の変化についていけない施設は消えて行くようです。

 医療機関の生存競争が厳しいのは当然で、国は公的病院の面倒はみてくれても、民間病院はあくまで民間。

 従って、「必要性が低い」となると、診療報酬で冷や飯を食らわせられる・・・最悪倒産・・・ということになるわけです。

  今後は病院だけでなく診療所も大変だと思います。来年のダブル改定は病院の格付けが最終的に固定されます。そのために病院側で「自分たちは急性期病院」と考えていても、病院の治療内容によってはそうならない支払いしかもらえなくなってしまいます。

 

 今回の病院は「指定救急病院のニーズを満たすために設備投資やスタッフの確保を進めていたが、これらのコストが重荷」からしてみるに、急性期をめざしてがんばっていたように見えますが、体制が追いつかなかったり、老朽化などもあるようですが、人材が集まらないのなら急性期以外を目指すべきでしたね。

 

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一般病院「白髭橋病院」など経営 医療法人社団誠和会
民事再生法の適用を申請 負債48億円

帝国データバンク 2011/12/19

TDB企業コード:988148609
「東京」 (医社)誠和会(資産の総額6億5832万6000円、墨田区東向島4-2-10、石原哲理事長、従業員360名)は12月19日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日付で保全命令を受けた。
申請代理人は遠藤直哉弁護士(港区西新橋1-6-13、電話03-3500-5330)。監督委員には岡伸浩弁護士(港区新橋3-8-8、電話03-5776-7887)が選任されている。
当法人は1946年(昭和21年)5月に開業、56年(昭和31年)7月に法人改組した医療法人社団。一般病院「白髭橋病院」のほか、診療所 「白髭橋クリニック」、介護老人保健施設「ベレール向島」などを運営するほか、付帯業務も手がけていた。「白髭橋病院」では東京都指定二次救急医療機関と して特定ICU・救急専用病床(ER)を有し、年間6000件内外の救急患者を受け入れるなど都内でも有数の受入数を誇り、2008年3月期には年収入高 約39億9100万円を計上していた。
指定救急病院のニーズを満たすために設備投資やスタッフの確保を進めていたが、これらのコストが重荷となっていた。
こうしたなか、資材調達を担っていた関係会社で支払い遅延が発生、信用不安が表面化していた。また、建物の老朽化や交通の便の悪さもあって来院者数は減少し、病棟の閉鎖を余儀なくされるなど業績が悪化、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。
負債は約48億円。
なお、スポンサーには(医社)葵会(千代田区内幸町1-1-1)が決定している。

 

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コメント(2)

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2011/12/20 17:41

Commented by 77ten8rise さん

景気が上向き夫の再就職、転勤で看護師の退職が相次ぎ、時を同じくして、平成18年の看護基準の大改定があり、看護基準のランク下げに伴った減収が、年々歳々蓄積し、看護師確保に伴うコスト高もあり、精神的疲弊、経済的疲弊で破綻寸前。人ごとではありません。

 
 

2011/12/24 14:34

Commented by 江村恵司 さん

経営基盤が弱い病院は、淘汰されていく時代が来ていると思います。
京都では、府内で病院の買収を繰り返してきた武田病院グループがありますが、その参加の病院の一つがついに閉院に追い込まれました。
景気がいいから次々に買収を繰りかえしているのではなく、かつてのダイエーの様に、不採算が続くから、レバレッジ(借金)をかけて拡大路線を進まざるをえない状況に追い込まれていると推測されます。
看護師も、7対1と云いながらも、基本的には数年で使い捨てにされている状況にあり、供給が全然追いついていません。
財務内容が悪く、体力のない病院の倒産は、今後、増えていくでしょう。
表向きは応益負担であるものの、実質は一定以上は定額になる現在の医療保険に無理があります。
成立しないものを無理に存続させようとするから、現場は多くの不利益を被るわけです。

 
 
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