昨年の診療報酬改定で、病院は経営が良くなったところもありますが、どうも時代の変化についていけない施設は消えて行くようです。
医療機関の生存競争が厳しいのは当然で、国は公的病院の面倒はみてくれても、民間病院はあくまで民間。
従って、「必要性が低い」となると、診療報酬で冷や飯を食らわせられる・・・最悪倒産・・・ということになるわけです。
今回の病院は「指定救急病院のニーズを満たすために設備投資やスタッフの確保を進めていたが、これらのコストが重荷」からしてみるに、急性期をめざしてがんばっていたように見えますが、体制が追いつかなかったり、老朽化などもあるようですが、人材が集まらないのなら急性期以外を目指すべきでしたね。
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一般病院「白髭橋病院」など経営 医療法人社団誠和会
民事再生法の適用を申請 負債48億円
帝国データバンク 2011/12/19
TDB企業コード:988148609
「東京」 (医社)誠和会(資産の総額6億5832万6000円、墨田区東向島4-2-10、石原哲理事長、従業員360名)は12月19日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日付で保全命令を受けた。
申請代理人は遠藤直哉弁護士(港区西新橋1-6-13、電話03-3500-5330)。監督委員には岡伸浩弁護士(港区新橋3-8-8、電話03-5776-7887)が選任されている。
当法人は1946年(昭和21年)5月に開業、56年(昭和31年)7月に法人改組した医療法人社団。一般病院「白髭橋病院」のほか、診療所 「白髭橋クリニック」、介護老人保健施設「ベレール向島」などを運営するほか、付帯業務も手がけていた。「白髭橋病院」では東京都指定二次救急医療機関と して特定ICU・救急専用病床(ER)を有し、年間6000件内外の救急患者を受け入れるなど都内でも有数の受入数を誇り、2008年3月期には年収入高 約39億9100万円を計上していた。
指定救急病院のニーズを満たすために設備投資やスタッフの確保を進めていたが、これらのコストが重荷となっていた。
こうしたなか、資材調達を担っていた関係会社で支払い遅延が発生、信用不安が表面化していた。また、建物の老朽化や交通の便の悪さもあって来院者数は減少し、病棟の閉鎖を余儀なくされるなど業績が悪化、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。
負債は約48億円。
なお、スポンサーには(医社)葵会(千代田区内幸町1-1-1)が決定している。
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