自分は、元々石原慎太郎氏は「嫌い」な方ですし、都知事選に一票もいれたことないし、例の新銀行東京のごたごたで一切支持したくなかったのですが、「新しい移民」についての建設的な考えはいいと思います。
というか、別に外国人を全て、むやみに引き受けよとは考えない。しかし、国として必要不可欠な人材については間口を開けておく必要はあるのだ。
なんでも反対はすごく「単純」だし「楽」だが、いずれ高齢者人口が今の1.5倍になって、仕事を持ちながら、介護とか、90歳を過ぎた親を70歳の年寄りが完全介護など、無理なの誰もが知っているだろう(ま、知らないか?介護なんて興味ないよねぇ・・・)。あと15年先だよ!
欧米諸国に比べて急速な我が国の人口高齢化

高齢となったら、家政婦を?普通は雇えませんよね。そういう意味では「外国人」の方を受け入れつつ、日本で足りなくなる労働者のかわりに働いてもらうかを考えるべき時期なのだと思っています。
もちろん戦前みたいに、ご近所づきあいや大家族の中でで介護をシェアするという手もありますが、みんな共稼ぎや子育てを普通にしなければなりませんからね。
ま、外国人の労働力に頼らないでいければ、幸いですが、国連も毎年60万人の外国 人を引き受けよと勧告されているのです。そういう客観性のある見方も必要でしょうね。幕末は、尊皇攘夷派は結局、「負け組み」になりました。そろそろ頭を考えなおしましょう☆
また、日本で今、元気がいいところ、名古屋や東京は「外人が増えています」。逆に外国人というよそ者がいないところ(在日さんはちょっと色々と違う歴史的なものがありますので今回は難しい)は、おおよそ元気がありません(もはや公共事業に頼り切った土建屋行政は持続が難しいので、これからもっと産業がないところは滅びていくでしょう・・・)。ちなみに下記の通りですが、外国人のシェアはまだ1.57%ですから。そんなに多くないです。国際都市である東京の港区は人口の10%が外国人です(大使館とか色々理由はあるでしょうが、だから六本木は異国なんですがね)。
「平成17年末現在における外国人登録者統計について」

外国から日本に出稼ぎに来る人を「外人カエレ!」というのは簡単ですが、彼らは日本で働いて、生活し、我々がやりたがらない「3K(キツイ、キタナイ、キケン)」な仕事をしてくれているのです。
個人的には日系ブラジル人の友人がいますが、彼はブラジルで生まれ、ブラジル人の血はまじっていないそうです。しかし、年金とか保険料を払わされているのです。ま、選挙権はないのはちょっと仕方ないのですが。
消費税や色んな負担をしながら、外国の両親に仕送りをする・・・そういう生活をしている人を「排除」すれば、その仕事は誰がするんでしょうかね?同僚はみんな50台だそうです。若い18歳くらいの子も九州などからたまに就職するそうですが、3Kですからすぐにやめちゃうんです。しかし、彼の仕事場は「製造業」の現場です。日本の外貨収入のために、モノ造りを支えてくれる外国人労働者や技術のある人を大切にしなければ、彼もまたブラジルに帰ってしまうでしょう(実際にブラジルが鉄鉱石の急騰や農作物の値上がりで、帰国も考えているということです)。
日本の移民政策は出すことはしてきましたが、受け入れたりは「なし」でやってきましたが、将来、老人大国はどうやって介護してもらうんでしょうかね?え、外人の世話にならないで「一人だけで父親や母親の介護したい?」そんな人にはGood Newsです。
フィリピン人看護師や介護士、09年度以降に受け入れ延期
日本経済新聞 2008/03/20
厚生労働省は2008年度に予定していたフィリピン人看護師・介護福祉士の受け入れを09年度以降に延期する方針を固めた。日比政府が06年9月に署名 した経済連携協定(EPA)には看護師・介護士の受け入れが盛り込まれたが、アロヨ政権の動揺などで比で発効のめどが立たないためだ。一方、インドネシア からの受け入れは日本の「ねじれ国会」の影響で黄信号がともっており、日本の労働市場の開放に足踏み懸念が出てきた。
比上院は14日で休会し、4月21日まで再開されない。EPAは日本の国会では承認済みだが、比上院で批准されない限り発効しない仕組み。(07:01)
英人口、60年後に日本を逆転・英政府推計、移民増で高出生率
日本経済新聞 2007/12/26
現在は日本の約半分にすぎない英国の人口が60年後に8000万人を超え、日本を逆転する見通しであることが英政府の人口推計で明らかになった。急ピッ チの移民流入に加え、出生率が高位で安定するためだ。人口増は英国の潜在経済成長力を押し上げ、将来の国民の社会保障費負担も抑制される。人口減が確実視 される日本とは対照的な展望だ。
英政府が改定した人口推計(中位)によると、移民流入の影響で今後15年間に総人口は毎年43万―44万人増加。子だくさんの移民の増加に伴い英国全体 の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供数)は1.9前後で安定する。総人口は2028年に7000万人を突破。66年に約8100万人と現在の 1.3倍に膨らむ。
一方、日本の政府人口推計(中位)では総人口は現在の約1億2770万人から46年に1億人を割り込み、65年に8000万人を下回る。
(ロンドン=吉田ありさ)(09:14)
------------------------------ま、イギリスに抜かれてもいいだろうけど、子育て支援もそうだろうけど、人口が減るということは、「国内市場が縮小」することで、まさに日本の産業界にとって戦々恐々ですね。国が没落するのはイヤですが、仕方ありません。
外国人の方ともと上手につきあっていく時代に入ったんじゃないでしょうかね?。ぽち→![]()
【特集】グローバル経済化と国際労働移動
ILOにおける移民労働者問題の討議と日本
森 廣正:著
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/557/557-06.pdf
『国連の人口動態統計の報告書が出たのは2000年でした。このままいくと,日本は少子化で生産年齢人口はどんどん減っていきます。だから毎年60万人の移民を50年間受け入れないといけないという報告でした。現在の外国人労働者が60万人』
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【日本よ】石原慎太郎 新しい移民法を産経新聞 2008/03/20
過日、新しい裁判員制度についての理解を求められ法務大臣の訪問を受けたが、随行してきた法務省の若い官僚たちに移民法を改正すべく専門家として積極的 に考えたらどうかと建言したら、筋違いのことをいわれたような相手の無反応に驚かされた。まあ考えてみればそれは、移民の有効性に関心のある他の役所や政 治家からの要望なくして法務省独自の意向ではままならぬことかも知れないが、今日この時代に法律専門の官庁にその備えが全く無さそうというのも心もとない 話だ。
日本の人口の減少は大分以前から知れていたことなのに、現在この事態になっても移民政策について根本的な議論が見られぬというのはおかしい、というより政治家たちの時代認識の欠如、危機感の欠如というよりない。
私は議員時代から大幅に移民を迎え入れる体制を法律的にも整備すべきだといってきたが、仲間内での反応は極めて乏しい、というより顰蹙(ひんしゅく)さ え買ったものだった。反対論の根拠は、日本は日本人という単一民族で形成されている国家であって、そこへ多くの異民族を迎え入れると国家社会のアイデン ティティを損なうことになると。
しかし、日本の国民が単一民族から成っているなどというのは基本的に間違った歴史認識で、我々の民族的ルーツは実は東西南北あちこちにあるのだ。日本の 国土に昔から住んでいたのはアイヌの人々と沖縄人であって、両者はほとんど同一の民族だが他の日本人の多くはシナ大陸や朝鮮半島から渡来した。昔の皇室の 一部もそうだった。それは三種の神器の様式が証している。それどころか、他のルーツははるか西のインドやモンゴルといった西域、あるいは南のポリネシア、 メラネシアにまで及んでいる。沖縄やトカラ列島に伝わるアカマタ、クロマタ、ボゼといった祭りの秘神の様式はそれを如実に証している。
アメリカは一時合「衆」国とも呼称されたが、日本はまさにアメリカをしのいで古い合衆国なのだ。特に徳川時代の長きに及ぶ鎖国の結果、限られた国民の間 で徹底した混血が行われ、大脳生理学が証す通り、異民族間の混血による大脳生理としての独特の酵素の活発な働きで優秀な人材が輩出し、「元禄」に象徴され る文化の成熟をみた。ちなみに近世にあって上水道を備えた都市は世界では江戸だけだったし、世界で初めて相場や先物買いといった抽象経済を始めたのも大阪 の米相場をあやつった商人たち、微分積分という高等数学を考えついたのも、ライプニッツやニュートンにはるかに先んじて江戸の数学者、関孝和だった。
故にも人口の減少が国運の衰微を予感させている今、労働力の確保や福祉のための要員の欠如の補填(ほてん)のためだけではなしに、時間的物理的に狭小と なった現代の世界の中で我々が新しい繁栄を志すなら、間近な周囲の、かつての民族的ルーツの国々から大幅に新しい日本人要員を迎え入れるべきに違いない。
◇
EUはすでに同じ試みを展開し成功の道をたどっている。民族的に歴然と異なるトルコ人移民との摩擦に悩むドイツのような例もあるが、かつての共産圏東 ヨーロッパからの移民に関しては、一時的な労働力の偏在現象もありはしたが結果として地ならしされ東西ヨーロッパの新しい成熟の基盤が出来つつある。
そうした民族交流の文明原理を踏まえれば、日本が新しい移民法によってアジアの近隣諸国に大きく門戸を開くことでアジアの発展成熟に拍車をかけることに なるにも違いない。著しい人口減少によってさまざまな問題を抱える日本の国家社会にとって、かつての民族的ルーツであった国々から、新たな同胞を迎え入れ ることで我々が失うものはありはしまい。それに比べて、現行のかたくなな閉鎖主義を維持することで、我々が現に何を失いつつあるかを考えなおしたらいい。
今日の文明手段は密入国を容易にし日本社会への不法入国は後をたたない。加えて奇妙な人権主義に依(よ)る制度は、不法に入国した後の外国人とてもなお 自分が外国人であるという証明をしてもらいたいと名乗って出れば、行政機関の出先は正式なパスポートの有無は確かめずに「外国人証明書」なるものを発行せ ざるを得なく、彼らの不法滞在を容易にしている。それでもなお正規の就労を望まぬ手合いは容易に犯罪要員となり、かつて無かった新しいパターンの犯罪が都 会では増加している。
都会の専修学校で日本語を習いに来日している若い中国人相手の中国語新聞の広告欄をみたら、「探偵募集」とあった。日本語を習っている最中の若者が探偵の手伝いがどう出来るのだろうかと質(ただ)したら、探偵仕事とは一晩数万円の報酬による泥棒の見張りだそうな。
入国管理の杜撰(ずさん)さは新しい社会混乱を育(はぐく)みつつあるが、実はその根底には日本独自の奇妙な閉鎖性がある。ならば法律的に大幅な門戸開放を行い、その施行には厳密な審査を行う方が結果として優秀な新しい同胞の獲得造成に繋(つな)がるのではなかろうか。
新しい移民法に直接関わりはなかろうが、併せて、例えば日本の大学を正規に卒業した外国人には永住権をあたえるとか、人材に対しては国を開くといった姿 勢なくして、一体我々は我々だけでこの国をこのまま維持発展させることが出来るのだろうかということを、そろそろ本気で考える時と思われる。そのためには まず、この国のそもそもの遠い生い立ちについて民族学的な正しい認識を持ち直す必要があろうに。
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by yasutaroh
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